7月22日

  相変わらずの年寄り生活で朝の7時半には目が覚めている。テレビを見ると、日本を含むアジアの天気予報をやっているようだ。この画面では台風名が中国っぽい(Fung WongとFengshen)。日本だと一般に台風は連番で呼ばれるが、こう書かれると日本のニュースを見ても、整合性を取りにくいだろう。で、ネットで調べたところ、こうしたアジア名は2000年から採用されており、12カ国2領域から10個ずつ合計140個の名前が用意されているそうだ。詳しくはここや日本名に関してはここをご覧下さい。日本名は全てマイナーな星座の名前だそうです。ちなみに、今年の場合は、マレーシア名のTapah(淡水魚名)が台風1号であった。で、さきほどの写真に出ていたFung Wongは香港名(風神)、Fengshenは中国名(山の名前)ということになり、それぞれは日本名で台風9号と11号となる。日本でもそれなりに被害があった台風6号はChataan(米国名:雨)だった。また、結構大きな気象画像がみられるところがあった。今年は台風の多い年となったが、丁度、旅行中に沢山発生しているようで、東京への被害は少なかったにせよ、ある意味ラッキー?だった。ちなみに、朝のモーリシャスの空は雨が降った後のようで、空にはうっすらと虹が見えた
 9時過ぎにゆっくりと朝食へ向かう。結局、昨日と同じような朝食となった(朝食はビュッフェではないが、基本的に毎日同じようだ)。席は昨日と同じところ。昨日奥さんが食べたワッフルと、ちょっと変えてフライド・エッグ(目玉焼き?)にしてみた。彼女はパンケーキと昨日と同じ卵のやつ(ポーチド・エッグ)。私のほうが早く食べ終わってしまったので、昨日と同じヨーグルトを頼んでみた。このヨーグルトの時も、スタッフの方から昨日何を食べたかを覚えているのか?私の食べ具合を見て、実際は向こうからヨーグルトにするのか聞いてきた。さすがにゲストが少ないだけあって、彼らもゲストを覚えやすいだろうし、こういう時期だからこそ、ゲストとしてもそれなりのサービスを期待できるのかもしれない。と、ここで日本人に興味があるというスタッフと話をすることになった。名前を聞いたところ、ケビン・フールチャンド(Kevin Foolchand)君といい、日本のサッカー選手では稲本が良いといっていた。10時からグラス・ボトム・ボートに乗ろうということで来たのだが、なんとか10時前に終った。
 で、海のほうを見てみると、虹だ。お〜。今朝雨が降っていたようで、そのために出来たようだ。で、よく見ると薄っすら二重になっていた。なんとなく得した気分である。が、晴れてはいるが朝からちょっと風があって、雲があるのでちょっと涼しいを通り越したくらいの感じだった。が、船に乗るころには、雲が空を覆ってきた。雨が降った後なので、船もやや濡れていた。魚を見るのであれば、朝が良いと言われたので素直に来たのだが、天候が良くない為か、ほとんど昨日と変わりはなく今ひとつ感動はなかった。雨が降ってきたこともあり、早めに上がった。カメラをたくさん持っているためだろう、モーリシャスで写真を撮るならどこどこがよいとかいろいろと教えてくれた(場所とか今一つ覚えていない)。で、海に出るには寒そうだったので、一時的に部屋に戻った。しばらくゴロゴロしていた。午後になる前には青空になり、1時半頃に海岸へ行くことにした。すでに海岸には同じようなメンバーがいた。昨日座っていたところだけが空いていたので、やはり、同じところに座ることにした。座ると愛想のいいおにいちゃんがタオルを持ってきてくれた。それから、水とパイナップル。まあ、座っていてもおもしろくないので、シュノーケリングをすることにした。はじめは防水タイプのAPSで撮っていたのだが、電池(フィルムだったかも?)が無くなったので、急遽防水タイプのデジカメの登場となった。一応、カシオの説明によると「海とか温泉では使用しないでください」と書いてあったのだが、まあ、何とかなるだろうという考え。船着き場?から脚ヒレを付けて入っていったのだが、その中りには珊瑚もほとんどなく魚も大していなかった。浅瀬で珊瑚があるところは基本的に船が入れないようになっているのだが、珊瑚のある方へ行ってみると魚が予想以上にいたのだ。これが意外に魚がいて素直にうれしかった。海にはいるといきなり、デカいウニを発見。結構数がいたがこれも食べられるのだろうか?海はそれなりに澄んでいた(これを澄んでいるというのが正しいのかは自信がないが)。グラスボトム船から見ると、あまりいないと思ったのだが、これだけいるとは意外だった。綺麗な黄色い魚がいたので、やはり、南の海はシュノーケリングには良いのかもしれない。シュノーケリングなので、当然棒が水面から出ているので、そんなに深くはない。この辺りの珊瑚礁はちゃんと生きているようだ。ちょっと行ったところにこれだけ魚がたくさんいるのであるから、楽しい。一人で喜んでいた。魚が身近に泳いでいるのだが、これがつかめそうで嬉しい(無理だが)。結構、動きが素早いのだが、追いかけると逃げるので、それを見ているだけでもおもしろい。いろいろと見ていても魚の種類もそれなりにいるようだ。中には珊瑚礁に近づくと自らカメラ視線となる魚もいた(写真右端2匹)。あまり、楽しんで遠くに行ってしまっては困るので、立ったりしてみる。海からビーチを見るとこんな感じになる。それほど遠くではない。珊瑚のあるところには白黒の魚などいろいろな魚がいて、はじめはそれほど気にならなかったが、中にはどんな名前かしらないが、こちらが珊瑚に近づくと警戒してこちらを向いているものもいた(写真右端)。写真には写っていないが、これがそれなりの数なので、襲ってくるような気もして少々気味が良くなかった(苦笑)。珊瑚礁の近くには黄色い魚とか沢山いた。他に円形をした珊瑚の仲間?みたいなのもいた。基本的に私は魚の名前には全く疎いので以下の写真に出てくる魚の名前は一つもわかりません。これは海面を這っていたナマコの仲間?だろうか。縞のついた魚は結構浅瀬のところにいた。これが人をにらみつける魚の横から見たもの。真ん中あたり体の上に黒と黄の縞のある魚。ちょっと深い(といっても、まだ立てるくらいだと思ったが)ところでは白黒の魚とかも沢山見える。この魚がアンダーシーウォークで群れをなしていた魚と思われる。ほかにも黒い魚や食べられそうな魚?もいた。珊瑚は一応生きていたが、結構死んでいるようなところも多かった。ホテルが出来ること自体が環境破壊だろうからな。但し、このオベロイの前には一部の海岸に岩場みたいなのが多いのだが、ホテルマンの話だと、これについては政府から動かさないようにということで前のままになっているようだ。多少は観光と環境の共存ということも考えているのでしょう。これも違う種類の魚だろう。白黒の魚は沢山いて目立つ。これまた違う種類の魚だが、ここでもにらみをきかせている奴がいる。やや船着き場近くに戻ったときには四角い魚?がいた。見える棒が船着き場から降りる階段の柱である。そのブロックにウニが入っている。奥さんは寒がって(入ってしまえば何ともないが、慣れるまでが寒いのは事実)ほとんど入らなかったが、オベロイに行かれる方がいれば、是非チャレンジしてもらうと楽しいと思う。そうそう、ゲイっぽい人たちが水上スキーをやっていたが、さすがに私は全然やったことがないので、恐くてやらなかった。
 それから一端、部屋に戻り、今度は予約していたスパに向かった。ここのスパのスタッフがバンコクだったかのバンヤン・ツリーから来ているということだったので、リクルートでもしたのかとそのとき思ったのだが、後でオベロイのサイトを見ると、バンヤン・ツリーに実質委託?しているようで、オベロイのトップページにちゃんとバンヤン・ツリーと(OBEROI SPAS By BANYAN TREE)書いてあった。マッサージの名前は違ったが、私と奥さんは違うものをお願いした。奥さんのほうはイラン・イラン・マッサージ(Ylang Ylang Aromatic massage)というオイルを使ったものをしてもらった。バンヤン・ツリーのコンプリメンタリーと比べると時間が確か30分程度と短い。まあ、部屋代も安かったので仕方ないが。オベロイでは部屋でマッサージを依頼するというオプションはないようで、この施設でみんなやるようだ。入り口は男女別にわかれているので、奥さんと別々に受けるのかと思ったのだが、中で一緒の部屋に入れるようになっていた。ロッカールームはこんな感じで、外からも光が入るようになっている。ちゃんと洗面所もある。服は脱いで入り口でもらったバスローブに着替える。これが服を入れておくロッカー。鍵はかかる。別の場所にも洗面がある。中にはいくつか部屋があるのだが、我々は一番奥の部屋だった。これが奥さんが使ったマッサージ台。そして、こちらが私が寝たマッサージ台です。お約束の下を見たときに見える花ですが、奥さんのほうにも当然あるのだが、種類が微妙に違う(どっちがどっちかは不明)。奥の方がジャグジーみたいになっているのだが、これが使えるのかどうかは不明。スタッフには特に何も言われなかった。私の方はこんな感じになっていた。壁にはこんなものが掛けてあった。さて、マッサージであるが、やはり、時間は短かった。それなりに満足できた。マッサージが終わると、紅茶のメニューを渡された。レモングラス(Lemongrass and Cardamon Energiser)を頂いたが、おいしかった。
 マッサージを終えてから、夕食の場所を指定しにレストランのほうへ向かう。夕日が滝から流れる
水道橋?とかに当たっている。ジョンを呼んでもらい、最終的な決定をする。彼と話をしたところ、今日は天気も良いのでビーチが良いのではないか?ということだった。場合によってはちょっと風があるかもということだったが。ビーチに2人用にテーブルと椅子を置いてくれるということになった。この時まで、ビーチというのは海に突き出た船着場での夕食だと思っていた(結果からすれば違っていた)。そういえば、部屋にあるホテルの案内には、コンシェルジェに聞いてくれれば、こうした特別なオケージョンのディナーなどをアレンジしてくれるとあったが、やはり、ただの時はそこまでしてくれないということか?
 7時半ごろに夕食のためにレストランへ向かう。一応、ディナーということで、ジャケットなんぞ着ていたのだが、レストランの手前にあるレセプションの前を通るときに、そこにいたスタッフのお姉ちゃんが「おしゃれして〜」みたいな感じでからかわれたような。天気は晴れており、空の星も良く見える。前述したようにひょっとすると船着場かと思ったが、なんのことはないレストランの前にあるビーチに席が用意されていた。ジョンが迎えてくれた。遠くにはポート・ルイスの灯りも見える。彼が今日のディナーをサーブしてくれるスタッフを紹介してくれた。席の周りは大きなロウソクが配され、それなりに雰囲気が出ている。バーからは生演奏のBGMが流れてくる。が、風がちょっとあったので、ちょっと寒い感じだ。で、今日のメニューを見ると昨日と同じような感じで値段にそれなりに幅がある。そこで、彼に今日のディナーはコンプリメンタリーなのだが、何を食べても良いのか、と念のため聞いてみた。すると、何を食べても同じだということだったので、どうせならということでなるべく高いものを頼むことにした。アミューズが何だったか忘れた(写真撮り忘れ)。相変わらずお酒は飲まないので、ミネラル・ウォーター(エヴィアンRs.160)をお願いした。前菜は私がビーフ・カルパッチョ(Rs.565)、奥さんがてんぷら(Rs.400)だった。てんぷらとは言うものの、とても日本の天麩羅とはどうも違うもので見た目はフリッターという感じだった。シェフ氏が日本に行ったということで、てんぷらをやってみたという感じだろうか。メインは私がエビ・カレー(Rs.1,160)だった。
カレーということでナンも一緒にでてきた。これはソースというのかピクルスというのか?だった。奥さんは一番高かったロブスター(Rs.1,340)だった。しかし、この食事中はずいぶんと寒かった。基本的に晴れてはいるものの、風が強く、時々雲が上にくるとそれが頭上にあるときだけポツポツと小雨を降らせるのだ。奥さんも寒そうにしていたので、スタッフの彼にショールを持ってきてもらった。私も当初は脱ぐつもりだったジャケットをず〜っと着ることとなった。初めはきれいに火がついていたロウソクもたびたび襲う小雨もあってテーブルの上のランプ以外はすべて消えてしまった。こんな状況なので、料理も結構冷めやすく、ロブスターもすぐに冷えてしまい、思ったよりも硬く感じでしまった。カレーはインド系が多いだけあって、うまかった。さすがに、ここまで寒いとデザートを食べる気がしない。ということで、スタッフに話をしてレストランへ席を移してもらった。一応、所々灯りみたいな暖房がされてはいるものの、それほど暖かいというほどでもない。ただ、レストランもオープン・エアではあるものの、周りに風除けにもなるスダレ?みたいなのがあるので、なんとかなるという感じだ。そこで、デザートもいただく。奥さんはチョコなんとか。私のほうはtoffee puddingとした。その後、紅茶ももらい、それと一緒にお菓子?もでてきた。結構、食べて大満足だった。これらすべてあわせてRs.4000を超えた程度だったので、日本円でも16,000円を超えるくらいだ。この国の物価からすれば高いものの、一人8,000円なので無茶苦茶高いものでもなかろう。もっとも、自腹で食べた前日はRs.2,518.5だったことを考えれば、違うといってもそれほどでもないのかも。
 歩いてヴィラまで帰るのだが、いよいよ今日が最後と思うとちょっと寂しいものである。途中、ライトアップされた仏像の頭みたいなのが不思議な雰囲気をかもし出している。部屋に戻ると、ちゃんとバスタブにアワアワした湯がはってあった。昨日とかは特にやってなかったことを考えると、チェックアウト前日のサービスなのかもしれない。暖かい風呂に使ってゆっくりしてその日は寝た。

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Last updated Dec. 15, 2002
Eiji Nakaoka 2002

 

モーリシャス・セイシェル
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