1月7日(木) 

 晴天。いよいよマサイマラへ出発だ。朝、ドライバー君の運転のもと、空港へ向かう。しばらく走っていると、どうやら方向が怪しいとMさん。そこでドライバー君にこれが国内線のウィルソン空港に本当に向かっているのか聞いてみると、どうやらそういう名のゴルフ場に向かっていたらしく方向が思いっきり反対だった。結局、朝の便で行く予定が、ギリギリ間に合わず、10:00AM発が3:00PM発の午後便になってしまった(エアーのチケットも手書きで便名と時間が変えてあるところがおしゃれです(苦笑))。後で話していたんだが、ゴルフクラブも持たずにラフな格好しているんだから、もう少しドライバー君も考えてほしかったな〜(苦笑)。仕方ないので、ナイロビ市内に戻り、ナイロビ国立博物館に行って見た。非居住者でKSh.200だった。そこには爬虫類展示館?も併設されていた。近辺に住む魚や蛇、ワニ、亀などがいた。中でも陸亀らしきものが、「ウェー、ウェー」と声を上げながら愛の営みを昼間っぱらから行っていたのにはみんな感動して笑っていた(苦笑)。
再度、午後に出直す。今度はちゃんと空港に連れていってくれた。飛行機もどんなものかと思ったが、ムンバサなどへ行く便はそれなりに大きいが、マサイマラへ行く飛行機は小型機だ。定員は20人前後だろうか。エアーのチケットに記号が書いてあるようにSIAとはまさに私の泊まるロッジの名前(シアナ・スプリングスSIANA SPRINGS)を表しているようで、飛行機はそれぞれのロッジのために作られた、シマウマとかが走っていたりする飛行場(というより単に平たくしたところ)に次々と着陸・離陸を繰り返して行った。シアナ・スプリングスは最後に降りた空港だった。空港には車が迎えてきている。迎えと同時に帰る人もいるので、今度は帰る人を乗せて飛んでいった。ちょっと走るとロッジに着いた。
本来であれば、その日の午後からのゲーム・ドライブに行けるはずだったのだが、あいにく午後便であったために、すでに午後のドライブは出たあとで、夕食を待つだけしかなかった。テントはA9であった。テントの間をしばらく歩いていく。食事などをとる場所からは少し離れている。普通、ホテルとか旅館に行くと、部屋の鍵をもらうことが当選と思っていたが、テントでは鍵がない。あるのは、”ひも”だけだ。しかも、そのひもの役割はサルが入ってこないようにするためのものなのだ(ちゃんとそう書いてある)。はっきり言って不安である。黒人に対してどうも良いイメージが持てないし、ひょっとして従業員が何かを盗みにきたら、ひもではすぐに入ってこれるなどなど考えてしまう。とりあえず、テントに入って横になり、しばらく休む。時計を見るとそろそろ夕食の時間となる。食事はインクルーシブで、飲み物代だけを後で清算となる。なんせ、初めて来た土地であり、一人で来たので、夕食の席もちゃんと一人用に用意されていた(苦笑)。ここで誕生日を迎えた子供がいたようで、”JUMBO”などと歌を歌いながら従業員たちがケーキを持ってきて祝っていました。こちらは対照的に、寂しくさっさと食事を食べる。ビュッフェになっていたが、それでも食事はうまい。スープとかおいしいかった。食事の間に明日の朝のゲーム・ドライブをどうするのか聞かれるので、もちろん参加することを伝える。本来であれば、朝ゲーム・ドライブに出かけてから、ロッジに戻ってきて食事するのが普通であるが、外で朝食にすることもできるということだったので、せっかくなのでそっちでお願いした。ついでにWake-Up Callの時間の時間も聞かれる。テントには当然テレビはない。時計置いてない。どうやって起こされるかというと、従業員がテントの前に来て朝を知らせてくれるのだ。ちなみに、テントは非常に小奇麗にされており、中にはちゃんとトイレもあれば、水の出方に少々難があるものの、シャワーもある。電気も来ているのだが、朝、昼、夜の特定の時間のみに供給されており深夜は本当に真っ暗になってしまう。テレビのある生活に慣れていると、音のない空間に一人でいるというのは妙に孤独を感じてしまうものだ。朝が待ち遠しい。
天気もいいのに、一人で来るのはやはり、ちょっと寂しいような気がした。回りの人たちが楽しそうだから、余計にそう思えた。

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Last updated Dec 25, 2000
Eiji Nakaoka 1996.-00

 

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