2月23日(金) ブルーノート

 どうしようか、非常に迷った。イバン・リンスのライブである。イバン・リンスについては、音楽のススメで勝手に推奨させていただいているのであるが、前回ブルーノートで聴いたアル・ジャロウのライブがちょっとおもしろくなかったというか、サービス精神がほとんどないというか、あまり感心できないものだったのでイバン・リンスでも同じことになったら、つまらないということで悩んでいたのである。ちなみに、チャージは\8,000-なり。アル・ジャロウは\10,000-だったが、今回はイバン・リンスに加えてレイラ・ピニェイロも一緒のライブなので一人あたりの単価?はややお得に見える。結局、I課長にどうするの?と聞かれたので、自分で薦めておいたミュージシャンのライブに行かないのは筋が通らない?と勝手に思い、行く事にした。このときすでにライブの1週間ほど前だったと思うが、最終日の24日(土)の1、2回目の両ステージ、23日(金)の2回目のステージがSold Outだったので、金曜の1回目とした。e-mailで予約したら、翌日に予約完了の返事が来た。
 金曜は、会社を有給とした。というのも、ブルーノートでチケットを配り始めるのが午後3時なので、また午後半休ということもできるのだが、それも面倒なのでいっそのこと休みにしてしまえ、ということ。午前中は、丁度Sさんにお付き合いでアキバへ久しぶりにお出かけした。で2時半すぎにアキバを出て、銀座線で表参道まで直行。駅に掲示してある乗車時間表を見ると、末広町からは約21分程度らしい。ちょっとゆっくりしすぎた。表参道から必死に歩いて行ったが、すでに3時は過ぎていた。店の中からはすでに、出てくる人がいる。しまった。7時のステージのほうがすいているだろうと思ったのだが中に入ってみると、列は同じような長さだった。結局、今回は22番目だった(アル・ジャロウのときは、2時頃に行ったので9番目だった)。それから、時間をすごし、再び5時半に店に戻ってきた。席は前回とは反対の一番前とした。ステージ向かって右のほうで、中心にイバン・リンス、右にレイラという感じなので、レイラのすぐ近くである。位置的には、二人の顔もちゃんと見えたが、ドラマーなど左のほうにいるミュージシャンの顔はほとんど見えなかった。ライブの始まる前にトイレに行くと、一生懸命鏡を見ながらタイを直しているブラジル人らしい?おにいちゃんがいたのだが、それはパーカッションのおにいちゃんだった。
 ライブは、まずレイラのソロからスタート。2曲歌った。レイラの年はやはり、何歳なのかよくわからなかったが、近くで見ると頬がちょっと汚いというか昔にきび面だったのだろうか?という感じで彼女のアルバムを見る限り全くわからないことだったので、新しい発見だった。2曲歌い終わると、彼女がイバン・リンスを紹介して彼が登場。軽く口付けをしたが、日本人から見るとおおぉっ?て感じだ。で、レイラは退場。彼のアルバムを全て覚えているわけでもないのだが、やはり、新しいアルバムからが多かったように思う。スタートは確かアルバムのスタートにある「Cuidate Mas」だったように記憶しているが、あいまいな記憶なので違う可能性も非常に高い。イバンも年の割に非常にエネルギッシュな感じで、聴いているものを惹きつける素晴らしいステージだった。特に新しいアルバムにあったサンバのナンバー2曲がなかなか元気で、メンバーもブラジル人の本領発揮という感じでおもしろかった。「Emoldurada
(炎)」はみんな一緒に歌おう、みたいになったが、いかんせん、私もポルトガル語の歌詞まで覚えていないので、残念。また、「Na Areia, Na Beira Do Mar」でメンバーの紹介をしたのだが(ここでオーディエンスはおぉ〜おぉ〜言わされつづけていた(笑))、アコースティック・ギターの爺さんに近い黒人の親父(このときはウクレレだった)とイバンの持つタンバリンより小さい太鼓の一種??(なんかバチで思いっきり叩いていたが、慣れないと手が相当いたそう)の掛け合いが楽しそうでよかった。そのまま結局ライブは終わり、イバンもとりあえず退場。彼が帰る途中に、通路に出てイバンと一緒に踊る?元気な酔っ払いのおじさんがいたりした。最後に、アンコールに答えて、イバンとレイラが再び登場。最後は「Antes Que Seja Tarde(Before It's Too Late)」を二人で歌ってライブは終わった(最新アルバムの曲ではなく、デイブ・グルーシンとリー・リトナーのアルバム「ハーレクイン」にも取り上げられていた曲)。
 演奏時間は約1時間半弱とお世辞にも長いとは言えないものの、十分に満足できた(前のアル・ジャロウが悪かったので、余計にそう感じたかもしれないが)。同じテーブルに座っていたお姉ちゃんたちは、「もうこれで終わりなの?休憩かと思った」などと話していたが、次のステージが9時半からということを考えれば、そんなものでしょう。結構満足のライブであった。ステージではさすがに英語を話していたが、やはりポルトガル語もわかるともっと楽しいだろう。今後も彼らをウォッチしていきたい。

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Last updated Feb 25, 2001
Eiji Nakaoka 1996.-01

 

 

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