非常事態 テロ発生
2月に赴任して早7ヶ月。仕事も徐々にではあるが慣れてきて、まあ、概ねやる事は一通り理解できてきた。最も上司の期待するレベルにまで達しているかと言えば、努力がまだ足りないという答えになるのかもしれないが。
9日朝、会社の会社の決算の見込みなどについて会議をしているときに、突然Oさんの携帯が鳴った。会議中に電話とはどうしたことかと思いきや、一言「爆弾だ」。会議はとりあえず中止で、情報の確認にみんな(私は恥ずかしながら情報ソースがないのでそのままじっとしていたが)走る。結局、オーストラリア大使館だということがわっかってきた。今度は社員の家族および出張社員の安否を確認。当社の社員・家族に怪我人はいなかったのは不幸中の幸いだった。その状態を確認して社長が東京の本社へ連絡。社内の手続きとしては、これでとりあえず終わり。その後は事件現場のテレビ中継などを見ていたが、現地社員を含め皆が落ち着いているというのが、ちょっと不思議というか意外というか。騒いだところで何も始まらないのはわかっているが、テレビを見ながらこのビルは何処だとか、妙に落ち着いていて、何かバリの爆弾や、昨年のJWマリオットの爆弾といい、皆が年中行事のように慣れているというような印象を受けた。ということで、私も何か遠くの国の事件のニュースでも聞いているような印象しか受けなかった。ちなみに、この国のテレビではテロで死んでしまった人の映像などもボカシなしで平気で流れてしまうので、そういうのを見たくない人は極力、現場からの生放送は見ないように注意してなくてはいけない。その後、昼食で中華料理を食べたのだが、中華で出てきた鳥の足先?がテレビに出てきた足を妙に想像させてイヤだったが・・・。
テロといえば、ニューヨークで9.11のテロがあったときは正直死んだと思った。飛行機が1機ワールド・トレード・センターに突っ込んだというNHKのニュースの最中、2機目が突っ込んでいた映像は今でも忘れられない。ちなみにその時は、株をたくさん保有していたこともあり、翌日の日本市場の株価が暴落すると思ったら、大当たりだった。ニューヨークでは皆で売らないようにしよう(テロに負けないように)、という動きが少なくともあったが(結果はともかく)、日本ではそんなものは全く無くどれだけの銘柄がストップ安をつけたことか。で、翻ってこの国の相場がテロでどうかなるかと思ってみていたら、ルピアも市場がすぐに開かなかったのか?US$1=Rp.9400前後に一瞬なったようだが、実際はほとんど動かなかったようだ(介入があったという説もある)。翌日の株価を見ると、むしろ上昇していて、テロ対策はイマイチだが、テロに負けない(慣れっこ?)国という印象さえ受ける。不思議だ。テロが大統領選でバンバン有利に働くという思惑から上がったという可能性もあるが・・・。
で、私も週末にあまりやることがないので、事件のあった週末に現場を見に行ってきた。現場を見ると確かに悲惨である。多くのビルのガラスが割れ、本当に戦場にでいるかのような印象を受ける。最近のビルはカーテンウォールでガラスを多様しているビルが多いのも、ますます悲惨な状況にしている。オーストラリア大使館の近くにある日本人が多く住むアパートもガラスなど多少被害を受けたようだ。
明日9月20日は大統領選挙。現政権から次の政権に変わっても、テロが急になくなるという気はしない。どちらが大統領になってももう少し真剣にテロ対策を行ってほしいものである。
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Last updated Sep. 19, 2004
Eiji Nakaoka 2004