7月〜12月
ある日の朝だったか?I部長に呼ばれた。最近は特に何も悪いことはしていないつもりだったが、何か怒られるのかと思いながら話を聞くと、”9月から出張ベースでジャカルタに赴任しないか?”という話だった。もちろん、個人的には短い人生だし、折角海外にも支店などがある会社にいるんだから、そういう機会は是非利用したいと思っていたので、、私はもちろん「行く気」だったが、今は一人では勝手に決められないので、妻に確認してから返事をするとことにした。家に帰って話をすると、海外で生活したことが無いことや、場所がジャカルタというあまり”響き”の良くない場所だったこともあり、相当彼女も悩んだようだが、最終的には私の意志を尊重してくれ同意してくれた。バンコクに赴任していたMさんご夫婦やジャカルタに赴任していたAさんご夫婦にお話をいろいろと聞いて安心した部分もあったと思うので、ご相談させていただいた皆様には大変感謝しております。
しかし、それから時間がかかることになった。当初話があったときには遅くとも12月前にはという話だったのだが、諸般の事情により、場合によっては無くなるかもしれないということになった。で、どうなるのかと思っていたら、12月中ばくらいに行くことで結論が出た。こうして入社以来一番長い部署(組織替えにより名前は4回くらい部署名は変わったが)での職歴が幕を閉じることとなり、晴れて希望していた海外赴任が実現することとなった。まずは現地の様子がわからないこともあるし、私の自分の仕事でバタバタすると妻のフォローどころではなくなる可能性もあるために、数ヶ月を単身赴任とすることにした。
2月赴任まで
行くことが決まると、そのための準備が必要になる。まずは行ってからのための準備である。正直言って、英語は苦手とは言わないが、あまり流暢でもない。ロンドンに行ったときに感じたが、英語は真面目に聞いていると慣れないこともあり疲れる上、仕事の話で何か大切なことを聞き逃すという可能性も否定できない。ということで、念のためICレコーダーを購入することにした。インターネットで調べた結果、サンヨーの最新機種であるICR-S290RMという機種が優れものであることがわかったので、若干値は張ったものの購入した。まあ、このレコーダの優れた点はネットで詳しく書いていある記事とかあるので詳細は書かないが、簡単に言えば、@保存データがMP3形式、A本体にUSBのコネクタが付いており、データのやり取りにケーブルなどを持ち歩く必要がない、B単なる録音機ではなく、データを保存することもでき、今時の流行である持ち運びが楽な(ちょっとデカイが)シリコンメモリとしてAの特徴からやりとりが出来る、CミニSDカードを内蔵することが可能、ということが上げられる。まあ、レコーダとして以外の利用方法があることで、万が一レコーダとして使わなくなっても、MP3の再生機などとしても使えるのだ。その他として、ミノルタのデジカメDIMAGE
XT(モデル末期ということで安くなっていた)を購入した。もともと私のカメラは何故かず〜っとミノルタであることに加え、このボディからレンズが出てこない点も扱いやすいし、コンパクトなことも気に入った。ペンタックス(コニカ)のデジカメもコンパクトで悪くは無いが、やはり、ボディから出てくるレンズは邪魔だ。ソニーも同じようにレンズの出ないモデルを出したが、値段が高すぎる。このモデルは液晶は小さいものの、3万もしない値段を考えれば上等だ。更に電子辞書も購入。当初はリーダーズなど英語の辞書が豊富なものを買おうかとも考えたが、一般常識があまりない(謙虚だ)私は英語以外の辞書が多いほうが使い道が多く良いだろうということで、そういうモデルにした。薬とかの種類とか家庭の医学とか彼の地では多少は役に立ちそうだし。ということで、全てヨドバシカメラで買うつもりだったが、ICレコーダはあまりにもネット通販と値段が違うので通販で購入した。
また、現地に行く前に国内関係で準備することがある。会社以外で自分でやる必要があったのが、税金関係である。今年が住宅減税による税金還付の初年度にあたるため、確定申告をする必要があったのだ。確定申告では住宅減税と株式の譲渡益を申告しておいた。しかし、書類を揃えるのがこんなに面倒とは思わなかったし、税務署がちゃんと昼休みを1時間とることも頭に来た。公僕なんじゃないの?昼休みとかに来たい人もいるでしょ。申告書の作成はネットを使って行った。これは便利。昨年は妻の分を行ったが、特に進歩はしていないようだ。日本をネット先進国にするのであれば、ネットでは申告書の作成だけでなく、それをはやくオンラインで受け付けるようにして欲しいものだ。ちなみに、住民税は1月1日に居住していることで発生するため、海外に赴任する場合などは年末に赴任し住民票を抜くことで回避できるのだが、今回は残念ながら赴任が2月になったので、今年は住民税を払うことになる。一方、住宅減税は確か12月末?に住んでいれば、その年末の借入残高の1%(正確には1%にはならず、この表現には誤魔化しがある)が還付される。私の場合は、計算したところ住宅減税のほうが住民税よりも若干多かったようだが、譲渡益を払ったため、結局、還付額は住民税よりも少なくなったようだ。赴任の2日前に書類を整え無事提出することが出来た。住民票は赴任前に抜くように会社から言われていたので、念のため前日に抜いた。
その他に赴任前に行ったこととしては、シティバンクの口座の開設をした。マルチ・マネーの口座であれば、何かあったときに金を出すことができるだろうという考えだ。支店では普通のキャッシュ・カード以外に、ローンのカードを作るよう薦められた。何でもキャッシュカードがなくなった場合には再発行に時間がかかるから万が一のために作ったほうが良いという説明だ。カード作成費用は無料ということだったが金利が高く、彼らもそれを使わせて金儲けをしようというセコイ考えなんだろう。
ジャカルタには悲しいかな直行便で飛んでいるのが、ガルーダ・インドネシア航空と日本航空しかない。今まで一生懸命ためてきたユナイテッドなどのスターアライアンスの航空会社やノースウェスト(一応ガルーダと提携にはなっている)がないため、仕方なくJALのマイレージ・バンクを申し込んだ。海外在住の場合は、JFC(JAL FAMILY CLUB)という年会費3000円ほどのに入ることで、家族のマイルをまとめることができるので、それに入った。ちなみに、赴任のチケットはQクラスだった。席も前のほうだったので、ひょっとしてビジネスになったか?と思ったが甘かった。調べてみると下から数えて3番目くらいのクラスのものだった。チケットは往復だったんだが、なんでも片道を真面目に買うよりも安いから、往復なんだそうだ。NON REFUNDABLEだったので、返金もできなさそうだ。JMCに入ると、赴任に関連していろいろとサービスが受けられると思ったのだが、電話して聞いたところ「お客様の購入されたチケットはフルフェアではないので、申し訳ありませんが該当するサービスはありません」ということだった。何か良いことがあると思っていただけに、悲しいと同時にちょっと恥ずかしかった。ボーナス・マイルも該当クラスと書いてあったが、対象になっているんだろうか?
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Last updated Feb. 27, 2004
Eiji Nakaoka 2004