契約後に不動産屋のオプションの案内が来る。順序からすると前後するが、すでに金消の前の2002年の半ばにはオプション契約なるものを結んでいる。どこの不動産屋の物件でもそうだと思うが、庶民はの物件では結構融通が効かない。最近では、スケルトン・イン・フィルとまでは行かないが、自由度の効く部分が増えているのも事実。このマンションでは、無料のオプションとして、小さい部屋を無くしてLDKを広くすることが出来た。それ以外については、ほとんどが有料である。で、ついつい頼んでしまったオプションとしては、食器洗い洗浄機や寝室をカーペットに仕様を変更、クロスをちょっと良いヤツに変更などである。途中でカーペットについては、有料にされるのであれば、自分でフローリングの上にカーペットを置くことも可能なので、キャンセルできないか聞いてみたのだが、冷たく断られた。結果としては、まあ悪くはなかったとは思っているが。一方、それなりに楽ではるのだが、不満なのが食器洗い洗浄機である。早めに契約すれば安くなるといわれて、ついつい頼んだのだが、食器洗い洗浄機は例えビルトインであっても、後付の業者を捜してやった方が絶対安い。私は色を合わせたりするのが面倒かと思い頼んでしまったのだが、そもそも契約するのはものが出来る1年前であるため、契約したときには現行機種でも引渡し時にはすでに型オチになっているのだ。それに工賃込みでほぼ定価を支払うのは今時??である。もちろん、不動産屋もこうしたオプションでそれなりに利益を出しているのだろうが、それにしても適正利益を越えていると私には思えてならない。
 で、この売主である不動産屋のオプションのほかに、売主から認められたオプション業者なるものがいる。彼らが照明、カーテンやら、フローリングのコーティングなどを売っているのだ。照明メーカーのショールームに行ったりすると、結構オプション販売会なるものをやっていたりするのだ。こうした業者に頼むメリットとしては、引渡しから入居までの間に購入してくれたオプションについては、全てセットアップしてくれるので、面倒くさがり屋の人にはうってつけである。但し、業者が安いといっても、それは必ずしも安くない(ほかに安い業者は沢山いる)ので、それを承知でお願いすることだ。例えば、照明などは今時ネットでは半額という業者がいるが、オプション会では「今だけ4割引で安い」みたいな販売をしていたし、カーテンも全室購入すれば4.5割引と言っていたと記憶している。最近では引越し業者が安いカーテン業者などを紹介してくれるし、ネットを探せばすぐに見つかるので焦って頼むことはないと思う。で、我々はオプション業者のいうフローリングのコーティングなるものを頼んでしまった。これが本当に安いかどうかは分からないが、引渡しから引越しまでの間に必ずする必要があることから、安心だろうと思い、頼んでしまった。
 引越しについては、比較的大規模のマンションであったため、引越し幹事の引越し業者が決まっていた。アート引越センターなるところである。引越しは希望日を申請して、幹事が調整したのだが、結果3月24日となった。ちなみに、この3月24日は江戸開幕400年のまさに記念すべき日(徳川家康が征夷大将軍となったのが1603年の旧暦2月12日で新暦で3月24日なのだ)であり、そんな日に私が小さな家に引っ越してきたのは偶然とはいえ、何か偶然とは言え感慨深い(但し、引渡しは24日ではありませんが)。で、引越しは5社程度見積もりをしてもらった。幹事会社があっても、特にそうする必要はないので、とりあえず、一番始めに幹事会社の見積もりをもらった。エアコン込みで13万を超えるものだった。基本的に大手のほうが安心なので多少大手が高いとしても、基本は大手と考えていた。引越し専門業者の場合は、引越しのサカイ、マミーなどは繁忙期であり、幹事会社よりも高い値段になってしまった。サカイの営業マンから引越し業者よりもヤマト運輸や日通などのほうが安い可能性が高いといわれたが、結果として日通は高かったが、ヤマト運輸が断然安かった。他にも普段は運送業者で繁忙期のみ引越しを行う業者があるのだが、そうしたところにも見積もりを頼んだところ、確かに安かったのだが、トラックは小さく、人も2人で少ないため、apple to appleの比較ではない上、もし、荷物が入らなかったらどうするのか?という質問に対しても「大丈夫です」しか言わないため、ヤマト運輸に決定した。但し、エアコンの取り外し、取付については、他の業者と比べると高いため、別の専門業者を捜すことにした(ヤマト運輸の営業マンが他で頼んだ方が安いといっていた)。
 その間に何回か内覧会があった。戸建などの完成物件の場合は、ものを見て決めれば良いのだが、青田売りの場合は契約したものの出来上がるのは1年後である。ほとんどの場合、手付けを入れており、実際の物件を見てのキャンセルも可能だが、場合によっては手付けを流す必要も出てくる。 更にオプションをつけていると何故かその費用も原状復旧みたいなことで請求されるような契約だったりして。内覧会は引渡しの1月前以前くらいに1回目あった。内覧会にはやはり、はじめは慣れていないので、何処までおかしいとクレームすべきなのか悩むところだが、基本的におかしいと思ったところは全てクレームしてみることである。また、自分たちで心細い人は親戚なども総動員して、数で勝負するのも良いのかも知れない。ゼネコンなどの知り合いがいれば、同業者ということで心強いかもしれないし、相手へのプレッシャーになるかも?私はなんでも、内覧会には売主、ゼネコンが付き合うものだと思っていたのだが、大規模ということからか?はじめのチェックについては各自でするように言われた。後で更に追加としてクレームすることも可能だが、場合によっては引渡しが遅れるという一種脅迫にも似た説明を不動産屋からされるので(全てがそうかはわかりません)、はじめに細かいところまで何度でもチェックする必要がある。で、私の場合、大きな問題点があったのだが、結果として不満は残るものの、なんとか主なものは引渡し前に終わっていた。間に合わない部分については、ゼネコンへ鍵を渡して引渡し後や入居後に作業をしてもらった。
 で、引越しである。当日は3名ということで朝からヤマト運輸の人が来た。トラックはヤマト運輸のものでなかったようなので、こういうところが引越し業者の言う全てが自社トラックとは違うのかも知れない。見積もり時には、ルミナスのワイヤーラックを何個かバラして欲しいと言われていたのだが、結構バラすのも面倒なのでそのままにしておいた。途中で、他の業者が新居のほうに来るので、私は一人先に新居へ向かった。ところが、新居へ付いたとたんに、荷物がトラックに入りきらないという連絡があった。結局、同じヤマト運輸のトラックが同じマンションの他の引越しで来ていたようで、応援に行ってもらい、事なきを得た。やはり、大手に頼んで良かったと思った瞬間である。荷物が相当多かったのか、結局、朝9時から始まった引越しが夕方6時近くまでかかってしまった。おまけに、ヤマト運輸の人が荷物を落としてしまい、フローリングが凹んだため、これはヤマト運輸に交換してもらうことになった。これも、当初はヤマト運輸指定の業者から連絡があり、補修をするということだったのだが、入居していきなり補修というのも悲しいし、今ならゼネコンがいるから、当然、下請けの業者にもすぐに連絡がつくので、施工した業者に依頼したいと話をしたところ、素直に応じてくれた。聞いてみると、ヤマト運輸の場合、特に傷をつけた場合のための保険とかに加入している訳ではないようで、今回のような件については、損金で落とすことになるということだった(建物でなくて、ものが壊れた場合は、保険で対応できるのだが)。メインのヤマト運輸さん意外にも当日には、他の業者に頼んでおいた、新規のエアコンや、付け替えのエアコン、ベッド、カップボードが搬入されて一時はゴチャゴチャになってしまった。素直に、指定された時間にきてもらうよう依頼しておいたのだが、意外に皆さん1時ごろという同じような時間に到着されてしまったのが。
 無事に引越しも終わったのだが、現在は少しずつ片付けているという状態だ。あまり、家具らしい家具を持っていなかったこともあり、いまだに必要と思われるものを全て購入したわけでないこともあり、置き場所がないものが残っていたりするのだ。
 で、引越し後に改めて気づいたのだが、それはこのマンションのフローリングのことだ。ここのマンションの仕様として、2重床とかになっていないのだ。これはコストダウンということなのだろうが、将来、リフォームとかしようと思うと、水周りの配管などがあり、床を上げないと自由なレイアウトがしにくいという面がある。天井高が限られている中で床を上げるのはあまり、現実的な選択とは考えら得ない。まあ、こういうデメリットについては、初めからわかっていることなので大した問題とは思わない。マンションなどのフローリングには下の階への音がどの程度伝わるかということで、LL45等級とか何とか書いてある。ここのマンションは直床なのだが、それでもLL45等級となっている。そのために使われているであろうフローリングが曲者なのである。まず、第一に非常に板?自体がやわらかいのである。更にその板の下にはクッション剤がついているのだ。これでいくらか音などを吸収する仕組みなのだろうが、この軟らかさのために、床がキズつきやすく、それがヤマト運輸の事件にも繋がったと思われる。更に、これは内覧会当初からおかしいと指摘していたのだが、幅木とフローリングの間が新築にもかかわらず、間があいていたりするのだ。これについては、気になるので、全てコーキングで埋めてもらったが、入居後に家具などを部屋の端のほうに置くと、フローリングが沈んで隙間が開いてくるのだ。これを売主・施工業者は仕様と呼ぶが、こんな仕様で良いのだろうか?ちなみに、面をそろえる必要のある和室との続きなどはその周辺だけ裏のクッションを取ることで、沈まないようにしている。
 そうそう、フローリングの業者が張替えにきていたときの話だが、コーティングについては、良いことは言っていなかった。曰く「確かにコーティングをすると綺麗で見栄えが良くなるが、フローリングも呼吸して伸び縮みしており、コーティングで固めると、伸縮しなくなるので、キシミの音が出やすくなる。ワックスでもそれなりの効果があるので、こういうものは薦めない」ということだった。確かにそうかもしれないが、やってしまってからではどうしようもない。そういえば、キシミがするような気がするのは、やはり、コーティングのせいか?

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Last updated May 27, 2003
Eiji Nakaoka 2003

出来事
2002年3月 売買契約
2003年2月 金銭消費貸借
2003年3月 内覧・引越し
 
2003年5月 家具探し・DIYなど

 

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