公庫は今、史上最低金利かどうか知らないが、少なくともそのレベルにあることは確かだ。私も今までの人生で家を買うときは全額をキャッシュで買える人以外は住宅金融公庫を使うことが本流だと信じていた。だからこそ、公庫の借入れの申込みを書いたりしたのだ。また、公庫よりも5年で金利見直しというリスクはあるものの財形も低金利が魅力だ。私が借りようと思ったときは確か、1.5%以下だったと思う。ところが、会社で調べたところ、どうも借入れ可能額は住宅財形預入額の5倍までらしいのだ。私の資金計画では10倍可能という前提に立っていたのだが、そうなると融資計画に狂いが生じてくる。会社のほうを通してやるとそうなるのであれば、公庫との合わせ貸しみたいなことでひょっとすると10倍になるのかもしれないのだが、よくわからない。公庫を使う上で気に入らないと思っていたのが、銀行の取り扱い支店までを指定されてしまうことだ。今まで使ってきた給与振り込みなどの口座と同じ店であれば手間はないが、ほかにもいろいろとカードなどがぶら下がっているため、正直に言って、それはなんとかならないかと考えていた。そこで、銀行のローンセンターに行って話を聞いたりもした。結果として、やってやれなくはないらしいのだが、離れている支店では物件を見に行くことも現実問題として難しく、融資をする(というか実際は公庫が融資を実施するのだが)客の顔をみながら契約(金銭消費貸借)をしたほうがよい、などと訳の分かったような分からないような話だった(要はあまりやって欲しくなさそうだった)。
ということで、お気楽な固定金利で選ぶことを前提にいたところ、グッドローンという会社を発見。ソフトバンク系列の会社でモーゲージローン債権を機関投資家に販売することで、長期固定のローンを行っている。同社によると30年まで固定ローンでできるとのこと。早速、融資可能かどうか書類を提出。はじめは同社と財形の2本建にしようと思ったのだが、はじめは同社の勘違いで出来るというような話だったのだが、やはり、同社は第一位抵当権の設定が必要で、公的?融資に劣後しないということでグッドローン一本にする必要があった。しかも、物件価格の2割をキャッシュで入れることという前提があるので、
トータルで計算しても、わずかではあるが公庫よりも返済合計額が安くなる(はず)ということなので、別に公庫にこだわる理由もなくなってしまった。ちなみに、なぜトータルが安くなるかというと、詳しくは同社のホームページをみれば分かるが、
ただ、グッドローンも全く心配がないというわけではない。金利が決まるタイミングである。グッドローンでは毎週月曜日に金利が見直されて火曜日にわかる仕組みとなっている(が、正確には前の週見直して火曜日に変わるのかも)。公庫は申込み時点の金利が適用されるので、申し込んだ時点で金利が確定している。マンションの場合、多くの人は青田で買うので申込みは完成の1年近く前(建物の規模によって前後するが)だったりするので、先に金利が下がるかも知れないが、その時点で安い(返済が可能だ)と思っていればあまり問題になることはない。一方、グッド・ローンの場合は、金銭消費貸借(金消)の契約時の金利が今後最大30年の金利となる。つまり、契約の時点の金利でなら融資ができると判断していたとしても、ギリギリの線での融資あれば、金利動向によっては融資が難しくなる可能性も考えられなくもない。そこで、あまりオススメできる良い方法ではないが、万が一、契約から金消までの約1年の間に高金利になるというリスクを避けたいのであれば、公庫を"とりあえず"申し込んでおくことが良い。公庫にとっては迷惑な話かも知れないが、契約時は公庫にしておいて後でグッドローンに変更することは(多分)法律的に問題がない(らしい)し、両方のオプションを持っていたほうが気楽である。1年後の金利動向によってはグッド・ローンのほうが高くなる可能性もあるからだ。私の場合、基本はグッド・ローンなのだが、万が一のために公庫の申請を降ろさないということで、売主であるG社も当初は嫌がったが、最後はそれでも納得してくれた(客のために最善のオプションを提供するのが売主の当然のスタイルだろうが)。
売主の説明会で管理会社からの説明などがあったときに、銀行の取扱店も来ていて、公庫を利用する人はそこで同時に金消も行っていた。当然、我々は公庫は利用しないので、後日、グッドローンへ出かけて金消を行った。ここがちょっとある意味面倒なところである。金利が低下傾向なので、もう少し待ってはどうか?という担当の方のアドバイスに従ったところ、団信込みで3%ちょうどとなった
グッドローンは現在、泉ガーデンタワーに入居している。案内板を見る限り、ガラガラのビルである。グッドローンは金消以外は来店が不要なので、基本的には電話やメールで融資の関係は判断してくれる。ちなみに、融資の判断は担当してくれた人によると、@同じ勤務先に4年以上勤めていること、A当然、返済額が基準内であること、くらいのようで、物件の担保といっても、今のご時世では不動産がどうなるのかもよくわからな
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Last updated May 27, 2003
Eiji Nakaoka 2003