6月11日(日) 

 昨晩は、11時半過ぎに寝たというのに、目覚めると5時半だ。外もそれなりに明るいので、今日は天気が良いのかもしれない。ちょっと早すぎるので、しばらく横になっていたが、6時半ごろに外を見ると人がいるので、自分も負けまい?と外に出ることにした。ちょっと寒い気もするが、歩けば熱くなってしまうだろう。昨日も、来たFirst and Last Houseを横切り、向こうにあるらしい海岸のほうへ歩いて行くことにした。途中、黒いものが道に落ちているので、何かのふんかと思ったのだが、よく見ると、なめくじだった。大きいものは人差し指以上ある。このあたりには野ウサギもいて、人の姿を見掛けると、走って逃げて行くのだが、見ているとその姿が小さくて妙にかわいく感じられる。人のいない道を一人歩いていく。景色もなかなか雄大だ。結局、途中には、一人のおじさんとすれ違っただけだった。遠くにホテルなどが見える。思えば遠くへ来たもんだぁ〜と歌いたくなる感じ(苦笑)。本当に雲の動きが速いよう(天気が変わり易い)だ。ランズ・エンドのほうから見える端のところまで来ると、その向こうにちゃんと海岸(Sennen Cove)が見えた。海岸沿いには小さな街ができている。さすがに、海岸まで降りるとまた上らなくてはならないので、あきらめて帰る。だらだら歩いて往復で1時間かからない程度か。足元がふわふわしたりするのは、どうやらコケみたいなのも生えていたりするが、変なモワモワした木?も生えていた。朝日もなかなかきれいだが、ちょっと雲がドンドン増えてくるのが気になった。黄色や紫、白い花などが咲いていた。
ホテルのレセプションで今日の予定を考えるために、バスの時刻を聞いた。ガ〜ン。10時58分までないという。今まだ、7時半くらい(どうしよ〜)。とりあえず、歩いてちょっと汗をかいたので、シャワーを浴びて、朝食を摂りに行く。今日はほんとは、セント・アイビスのほうへ行きたいと思っていたのだが、その街を見て回るのに時間に余裕があるのかよくわからない。朝食はビュッフェなので、適当にとって食べる。どうもこういうのは欲がでるのでとりすぎてしまう(笑)。食べようとしたら、昨日頼んだ新聞も持ってきてくれた。食べながら、誰かペンザンスかセント・アイビスまで行くついでに乗せていってくれそうな人を探してみた。食事をすませて部屋に戻り、出発の用意をする。部屋からはちょうどホテルの入り口が見えるので、外を見ながら、人の良さそうな人を探す。おお、さっき目をつけた夫婦が車に向かっている。おばさんは、シスコ・システムズのTシャツなどを着ていたが、その社員か?などと思っていた人だ。こちらもここにず〜っといても仕方ないので、一かバチか、チェックアウトしてアタック?することにした。時間は9時頃だった。明細を見ると、新聞代が£1.1も入っている。ホテルに泊まるときは、新聞=ただのサービスと思っていたので、聞かれたときに素直に頼んだのだが、ちゃんと金を取るのね(苦笑)。やっぱり、その辺はバジェット・ホテルなのかもしれない。
レセプションで清算を済ませながら、ついでにどうやってバスまでの2時間を過ごしたらよいのかおばさんに聞いてみた。10時から隣のランズ・エンドは開園らしいが、それでも1時間はある。なんでも、泊まるとその中の博物館?がただで見られるらしい。外にでると、さっき目をつけた夫婦の旦那のほうがいたで、ペンザンスかセント・アイビスまで行くか聞いていると、散策をするので11時頃にでかけるという。それならバスと同じだ。仕方ないので、早朝とは反対方向に歩いて行く。ランズ・エンドの辺りは、簡単な柵?があったり、注意を促す看板などが多いが、離れていくと、結構岸壁ギリギリの道だったりして恐かった。歩いていくと、ポストカードの写真になっていた穴の空いた岩もあった。誰も人が歩いていなくて、あまりに暇なので初めて35mmカメラのセルフ・タイマーを使って自分も入った写真をとったりもした。とりあえず、めぼしをつけていた端まで来ると、これまた自然ってすごいな〜っという感じのところが続いています。こうやって適当に歩いていると意外に時間はドンドン過ぎていく。最後には、バスに間に合うのか気になってきた。途中、このランズ・エンドにある農場(大したことない、馬がいた)を通り抜けて、ホテルのほうへ向かうと、ちょうど目をつけた?夫婦もホテルへ向けて歩いているではないか。ひょっとして、と思いながら、とりあえずはバス停に向かう。10時からは開園しているので、そこそこ?人がいる(10時40分ごろ)。ちなみに、入場は無料で車は駐車代に1台£3必要だ。で、彼らが声をかけやすいように歩道ではなく、あえて、車道を歩いてバス停へ向かうも、着いてしまった。バス停にはちゃんと時刻表があって、そこには昨晩チェックインのときに、レセプションのおばさんが、セント・アイビスまで行くにはペンザンスへ一度戻らないとバスがないといっていたが、○ンリー・プラネットに書いてあるようにバスはあった。そのバスは11時25分と書いてある。先に来たペンザンス行きのバスのおじさんにSt.Justでトランスファーは出来るか聞いたが、駄目だし、見るところもないので、後からくる25分に乗ったほうがよい、と言われる。バス停のあたりの道からみると施設全体がこじんまりしているのがよくわかる。
と、そこにさっき乗せてくれないか尋ねた夫婦の車がちょうど来て、こっちを見て”来い来い”と手を振っている。車のほうへ行くと、助手席に乗った旦那が降りてきてSt.Justまで行くので、そこまでなら乗せてくれるという。ラッキーということで素直にお願いした(苦笑)。なんでもこの夫婦、旦那はロンドン、奥さんは30分くらいロンドンの西に仕事の関係?で住んでいるらしく、週末の休みを過ごしに昨日の夜に来たらしい。次の週末にはエジンバラがいいという提案まで頂いてしまった(苦笑)。夕日が見られると思わなかったと話すと、ここの天気は、他よりも変わり易いので、明日雪が降ってもおどろかないとも。St.Justに着くと、本当に小さな街だった。バスの運転手も見るところが何もないと話していたが、本当にそんな感じだった(苦笑)。バス停のところにある駐車場で彼らとは別れた。何もわたさないのも悪いので、実は金曜の夜のときに、Nさんがお土産としてくれたいちご味の“ハイチュー”を日本のキャンディーとしてプレゼントさせていただいたら、日本のキャンディーは始めてだとその場では喜んでくれました(苦笑)。ここの時刻表にはセント・アイビス行きバスは11時55分とあるので、小さな街を適当に散策してみた。店のメニューを見てもそれほど安いものでもない。また、歩いていくと学校があったが、やはり、学校のつくりも石を積んだような?つくりだった。5分前に戻るとすでにバスがいる。これを逃すとまた面倒だと思い、急いで乗るもちゃんと55分までいた。セント・アイビスまで£3.3だった。道は結構起伏もあれば、所々狭い。集落もほんとうにマバラ。途中、バスとすれ違ったときは、道幅の広いところまでバックするというアクシデント?もあった。こんな見晴らしのよいところを車で走ると結構楽しいかもしれないと思ったがが、自分は2階建てバスの2階に乗っているから海とかよく見えるものの低いところ(普通の乗用車)だと、農場?の壁が高かったりして景色はあまり見えないかもしれない。牧場?には羊などがよく見られます。
1時間ほどでセント・アイビスの街が見えてきた。なんか良さそうな街だ。ちなみに、バスは赤くはない。バス停に到着すると、おお〜っという感じでうれしかった。こじんまりとしているが、なんかリゾートっぽい雰囲気がでている。まずは、電車の時間を確認しに、駅へ向かう。ペンザンス行きは1時間に1本あるかないかくらいだ。2時半に乗るとペンザンスに3時とあるが、3時にペンザンスを出る電車には乗れない可能性が高いので、ペンザンス発は4時半に仕方なく決定。海水浴場のほうへ降りてみるが、ちょっと暑いという感じでもないので、水着の人はまばらかな?海水浴場といってもそれほど広くない.今度は街のほうへ向かう。人もたくさんいて、やはり、ランズ・エンドとは違う。バスもこれだけ人がいれば、本数が多くてもおかしくないと妙に納得。ランズ・エンドなんて住んでいる人ほとんどいないもんな。みんなのんびりしていていい感じ。モーターボートもいくらかで乗れるようだ。私も適当に歩き回る。ここにはテート・ギャラリーがあるので、そっちのほうも探していってみた。途中、海岸の写真を撮ろうとしていたら、老夫婦に”lovelyな海岸だろ、混雑もしていなくて”と声をかけられた。どうでもいいけど、結構ラブリーってよく使いますな、と思った。テートを見ていると、時間がなくなりそうなので、また元きたほうへ戻る。テートのおかげか?もともとからか?結構画廊みたいなものも多くあったが時間もなく見ることはなかったが、訳の分からない風水とか売っている店に、胸に、西とか北とか書いた熊のぬいぐるみがあった。途中で、コーンウォール地方の有名なペーストリーを買ってみた。£1.2だった。半円状になっており、結構具が入っていてボリュームもある。ベンチに向かって食べていると、その残飯をねらってかかもめが近寄ってくる。ついでに、良い男?には女の子?も近寄ってくる(苦笑)。食べているとドンドン時間がなくなってくるので、慌てて電車に向かう。当然、駅には改札もないので、とりあえず電車に乗った。乗ると、セント・アイビスに来る途中で乗ってきた女性もいたりした。奇遇だ。電車はドンドンセント・アイビスから離れていく。電車は30分くらいでSt.Ernsに着いた。時刻表では、ペンザンスまで書いてあるので、そこまで行くかと思ったが、実は、セント・アイビス行きはSt.Ernsからの支線だった(駅名にもちゃんとSt.Erns for St.Ivesと書いてあり、実際にここで降りる人もそれなりにいた)。これなら、ロンドン行きもここで待っていれば間に合うと、ペンザンスまで行くのを辞めて、ここで電車を待つことにした。セント・アイビス−St.Erns間の運賃は結局、払わなかった(苦笑)。
電車を待っている間、ベンチのとなりに座っていたカップルが、人がいるから喜んでしているのか、チューチューうるさいのなんの。どうせやるなら、最後までヤレ、アホ!!さて、電車は多少遅れて着く。でも、ここまで来るのに5時間かかると思うと、ペンザンスまで行ってセント・マイケル・マウントに行けば良かったと思い始めるが、時すでに遅し。電車に乗ると、そこらじゅうにレザーブドと書いた紙がシートの上に刺してあるので、それを避けて座った。一般的に指定席とか自由席という区別はしていないのだろうか?一々、指定の場合の席をわざわざ印刷して席にさすのも相当な手間だが。
まあ、次に来ることがあればやはり、この辺りは車が便利ですね。電車は午後8時ごろにパディントンへ到着。前のコンビニで必殺冷凍食品のカレーとパンを買って帰る。日記を書いて、アップしていたら2時前になってしまった。

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Last updated Jan. 20, 2001
Eiji Nakaoka 1996.-01

 

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