6月10日(土) 

 昨晩、急に日曜の予定がなくなったので、どうしようかと悩んだ。昨晩は、お酒を飲んだせいで、そのまま寝てしまった。朝はいつものように不思議と6時半には目が覚めるので、風呂に入って朝から日記を書いていたりした。で、どこへ行こうかと考えたが、いろいろと考えて、ランズ・エンドに行こうと急に思った。ランズ・エンドといえば、関係ないけど通販のリテーラーとしてそれなりにお世話になっていおり、名前には少しは親近感がある。また、はじめいろんな人に、コッツウォルズ地方がよいと言われたときは、今回の目的の地方名であるコーンウォールとマジで勘違いしていましていて、興味ももともとあったのです。それに、天気がよさそうだから、夕日でも見えるだろうという甘い考え。そうと決めたら、インターネットでまた、時刻表のチェック。と、9時半くらいのがあるみたいだが、もう間に合わない。面倒なので乗り換えナシの直行便で行きたい。最寄の駅を調べてみると、ペンザンス(Penzance)らしい。ロンドンのパディントン駅から西へ走る路線の最終駅でほぼ5時間かかる。東京から大阪まででも3時間というのに、最近5時間も電車に乗るというと東京―博多くらいでそれくらいなのだろうか?しかもこっちは普通?の電車だ。ロンドンからペンザンスまで281マイルらしい。10時33分に乗れば、3時半につくのでペンザンスとか少しは見られるだろうと考えた。だいたい、旅行に行くときは、あまり悪い状況は考えないが、念のため傘を持っていくことにした。10時前にフラットを出て、まず、電車で昼食でもとM&Sでサンドイッチと水を購入。エッジウェアロード駅で少しでも早い電車をと見ていると、サークルラインが出て行った。サークルラインはちょっと改札から奥まっているので、前も見逃したことがある(すべてがここで狂い始めたのかもしれない)。で、サークルラインを待っているとウィンブルドン行きが先に出た。結局、サークルラインでパディントン駅へつくと、20分前くらいか。が、切符を買おうとすると、ヒースローエクスプレスのように、プラットホーム横で買えるかと思うと、チケットは向こうの売り場へと書いてある。言ってみるとすごい行列。ゲゲッ。自動販売機を見ても、ペンザンスの名前は見あたらない。結局、並ぶことになった。並んでいると、(人が良さそうに見えるのだろうか(笑))日本人の4、5人のおばさんに“ウィンザーへ行く切符は何処で買ったらよいのか?”と聞かれたので、近いところなので自動販売機のほうが早いと思うと素直に答えた。列の私の後ろには日本人の若いギャル4人ほどがいたりして、結構、駅に着いたときから日本人が目立った。電車は10時33分だ。並んでいると、ドンドン電車の名前がディスプレイから消えていく。あと数人のところで、とうとう、1番上(次の電車)になってしまった。私の番になったときは、すでにその電車の名前は消えていた。無残。切符は往復を頼んだ。切符を見るとスーパーセイバーと書いてあり、£55と時刻表でみた値段より随分安かった。次の直行便は1時間後。仕方ないので、一度フラットに帰ることにした。昼食を済ませて、再度でかける。今度は、切符を買う必要も無い。こっちのホームはいつ見てもでかくてなんか駅〜って感じがする。電車に乗り込み出発を待つ。それほど混んでいない。途中でおねえさん?の車掌が検札?にきた。おばさんが、喫煙場所が無いか聞いていた(帰りの電車でも聞いている人がいた)。この電車はすべて禁煙だそうだ。しかし、住んでいるところが少ないのか、すぐに田舎の景色になる。東京からだとどっちへ向かってもほとんど家がない風景なんて数時間は走らないとない(走っても無い場合も)と思うのだが。2時間ほど走ると、海?みたいなのが見えてきた(ルートをわかっていないので)。ヨットなんてこんないい日には気持ちが良さそうだ。2時半過ぎにはPlymouth、3時45分くらいにはTruroを通っていく。このあたりになるとほぼ各駅の電車になっている。次第に雲が多くなっていく。誰かが電車に残していった新聞を見ると今日の天気は夕方に雨のようだ。4時15分にSt.Erthへ着き、4時25分くらいにはペンザンスへ到着。なんか倉庫みたいな駅だ。人も少ないし、ブライトンについたときみたいな“来た〜”という期待感よりも、“来てよかったんだろうか?”という不安のほうが大きい。見事なデブ夫婦?があるいているぞ。ついたときはすでに曇り。5時前についたので、まずは、観光情報所へ向かう。が、土曜日は4時までと書いてあり、空いていない(○球の歩き方は5時半と書いてあったが)。ランズ・エンドにはランズ・エンド・ホテルしかないので、情報所で予約でもしようかと思っていたのだが、いきなり出鼻をくじかれる(バス停から見るとこんな感じで左が観光案内所(ドライバー休憩所も)と右後方が駅)。おまけに、なぜかランズ・エンド行きのバスは、バス停に行ったとたんにすれ違いに行ってしまった。バスの時刻表もなぜかランズ・エンドの書いたものが見当たらない。待てどもランズ・エンド行きのバスは来ない。セント・アイビス(St.Ives)行きのバスは15分以上の間隔できているので、よっぽどセント・アイビスに行こうかと悩む。30分以上待っても来ないので、仕方ないのでバスの運転手に“30分以上も待っているが、バスが来ない”と聞いてみると、“Every Hours”とありがたいお言葉。あと、30分待つ訳ね。わかっていれば、街のほうにでも散策にいったりできたのだが(涙)。バス停の裏はすぐに海なので、セント・マイケル・マウント(St. Michael’s Mount)も見えます。まだ、時間がありそうなので、今度は、バスドライバーの休憩所のところで、時刻表を見てもらい正確な時間を聞いた。時間があるので、ランズ・エンドに行ってもホテルが空いていないと困るので、電話をすることにしたが、小銭は5pしかない。電話ができるのは10pからだ。クレジットカードも入りそうなので、入れてみると国際電話しかだめなようだ。とりあえず、バスに乗るときに£20札で断られたらこまるので、駅の売店(それ以外にはあまり近所にはなさそうに見えた)に小銭を作りに行った。そうすれば電話もできるし。水を買うときに、何気にテレホンカード(PhoneCard)のことを聞いたら£3のものがあるというので、それも買った。早速、それで電話をしたら、空いていたので、ランズ・エンドに向かうことに不安は無くなった(観光案内所には£30と書いてあったが£46といったぞ)。しかし、今思えば、なんであんな天気でランズ・エンドに向かおうと思ったのか不思議だ。バスがきた。ランズ・エンドまで£2.85だ。バスはホントに田舎の道を走っていくが、みんな羊などを飼っているせいか、敷地が岩を積み上げた塀で囲まれているので、緑の壁の間を抜けていくような感じのところが多い。見事なことに着く前には、とうとう雨が降り始めた。ランズ・エンド(このEnd to Endersというのは、イギリスの北東?の果てのJohn O’GroatsとLand’s Endの間を歩いたり、自転車で走ったりして記録へ挑戦する人への看板です)についたのは、6時20分ごろだった。アトラクションもあるランズ・エンドだが、来たときにはすでに閉園して誰もいない。なんせ、風も強いので傘がほとんど役に立たず、小雨といえどもあるのもつらい(涙)。やはりセント・エイビスへ行くべきだったなどと思いながら、ホテル(のレセプション)を探す。電話で予約するときは、夕食付きの話を行っていたのだが、どこか食べるところがあると思ってきてみるとホテル意外にないことを発見。チェックインのときに夕食つきに変えてもらった。朝・夕つきで£59なり。The Land’s End HotelはBest Westernが運営しているようだった。部屋は正直狭い。ベッドが本当のシングルだ。部屋には風の音がヒューヒュー聞こえてくる。せっかく来たので、外に出てみる。濡れても風呂に入ればよいのだ。外に出ると、さっきよりも雨は小ぶりだった。歩いて、First and Last Houseまで歩いてみる。向こうにはホテルのあるランズ・エンドが見える。雨の日の岸壁?もなかなか迫力はあるかな。今は使われていないランズ・エンドのポストも味がある。有名な?ランズ・エンドの標識のところでは写真を撮ってくれるらしいのだが、さすがに雨が降っている日に撮った写真はなかった(苦笑)。みなさん、天気がよさそうでうらやましい。どうも、ブライトンのときもそうだったが、最後でイギリスの海はダメになるような気がする。部屋に戻り風呂に入ってからダイニング?へ向かう。とりあえず、用意するのでバーで待てと言われた。飲み物聞かれたので、何がオススメか聞いたらラガーといわれたので、素直のそれにした(左)。ラガーはやはり、麒麟ラガーのような味がした。みんな楽しそうに食事しているのに、俺だけ一人のような(手前の一人席が私のだった)シュン。一応、生でおじさんとおばさんが演奏をしている。ムードがある(苦笑)。どっかのおっさんがリクエストしたらやってくれたりしていた。私も日本の曲でもリクエストしてみればよかった?。食事を待っていると、向こうのほうからかすかに明るくなってきた。前菜は、サバとアボガドのサラダをチョイス(どうもイタリア料理屋のアボガドとロブスターのサラダが忘れられない)。なんか、メインでもよさそう。メインはガモン・ハム(パブのランチが忘れられない?が今回はちょっと量も多くてくどかったが)。このころには、すっかり雲の間からは太陽が。もう、本当は写真を撮りにいきたくてしかたなかった(苦笑)。歌を歌っているおばさん、最後のほうで、私が日本人とわかると歌い終わったあとにサンキュー・アリガトと言っていた。こっちが恥ずかしい。デザートを待つ間に、とりあえず彼らの1回目の演奏が終わったようで、BGMにバーシアがかかっていた。なつかしい〜。デザートはフルーツ・サラダを選んだのだが、おじさん(ひょっとして一応、支配人??)にいわれるままにフルーツの上に訳のわからないクリームをおまけで?乗せてもらったが、バタークリームみたいでくど過ぎてほぼすべてそれは残した。夕食代は£13程度と高くはない。食べ終わると、急いで写真を撮りに行った。なかなか綺麗だったが、残念ながら水平線の上に雲があるのか?海の手前で太陽が消えた。結構、あっけなく沈んでしまった。9時半ごろだった。とても、同じ日とは思えないランズ・エンドの標識だ。写真を撮り、部屋に戻るとシャワーを浴び、テレビを見ていると、またお下劣な番組がやっていたので、喜んでみていた。音楽に合わせてマジに息子が踊っていたり、訳のわからないホームページを紹介していたり、女性用のおもちゃとしてベティーの舌とかやっていた。最後には、ドイツからきた女性が、あそこからピンポン玉を飛ばして花火?がなって終わったので、私も寝た。サークルラインですべて歯車が狂い始めたような一日だったが、最後に一発逆転となった。

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Last updated Jan. 20, 2001
Eiji Nakaoka 1996.-01

 

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