5月27日(土) 

 いよいよパリへの出発ということで、金曜日は早く9時くらいに寝た。が、そういう日に限ってなかなか寝られない。なんといっても、4時に起きるのではなく、4時にフラットを出るので起きるのは(目覚まし)3時半くらいとした。起きることができるか考えると、緊張してなかなか寝付けない。寝ているといきなり、フラットの入り口のインターホンが“ブーブー”と勢いよくなった。時計を見ると1時半。ひょっとして間違えて、タクシーが来てしまったか?と、出てみるとどっかのばあさん?にのようだった。こんな時間によくわからないので、開けるのはやめておいた。今度、目が覚めると3時40分くらいだった。あれ、目覚ましは鳴ったのか鳴らなかったのかよくわからないが、とりあえず起きられて良かった。荷物は相変わらずカメラくらいか。どうせイギリスなんだから、時間どおりに来るわけはないと思っていたのですが、意外にも3時56分(BBCの画面)にブザーが鳴った。予想よりも早い。さっさと準備をして下へ降りた。外を見ると、そろそろ明るくなる感じで、うっすら明るさが感じられます。
ユーロスターはウォータールー駅から出ます。国際線(ユーロスター)の入り口の前で降ろしてもらいました。駅につくと4時15分です。さすがに渋滞もないので早いです。チェックインは20分前までにしないといけないのですが、1時間前にする必要がないところが痛いところです。まだ、改札機も開いていませんでした。しばらくすると空いたので、中に入っていきます。税関も人がいないと同じでドンドン通していきます。ただ、X線はなぜか受けている人がいましたが、ほとんどの人はこれまたチェックなしのようでした。どうでもいいけど、2番目に入ったので、先には一人しか歩いていません。一番先の待合所?も人の気配がほとんどありません。トイレに入りますが、まあまあこぎれいにされています。荷物を置くことを考えてあるのがいいと思います。段々と出発時間が近づくと徐々に人が集まってきます。日本人らしい人もいます。ホームへの口が開いてみんな自分の席を目指して進んでいきます。ユーロスターってはじめて乗りましたが、狭いんですね。新幹線は2列と3列なのにこれは2列と2列だ(1等は1列と2列)。目標は14号車の87番。あったと思ったら、一番端。しかも、ユーロスターって車両の真中が向かい合わせになっていて、新幹線のように向きが変わらないのだ。私の場合は、後ろ向きに走ることになった。隣はどんな人やらと思ったら、若い男だった。残念。ちなみに、私の前は日本人のカップル?でした。電車がでるころにはすっかり明るい。外にはテートモダンと同じような火力発電所らしきものも車窓に見える。
電車は快適そのもののつもりだったのですが、世間は甘くなかった。私の席は一番端なので、自動ドアのすぐ際なのだが、このドア、ノブを“ガチャッ”とすると“スー”という感じで開き、“シュー”といってガスが抜けるような音がして閉まる。これが耳元でされるのでうるさいの何の。おまけに、朝一番ということもあるのか、隣にある食堂車?に人が通る通る。同じ人間も良く通るし、これまたデブも良く通る。うるさくて寝られたものではない。更に、悪いことは重なるもので、斜め前の親父が爆睡。寝るのは大いに結構なのだが、いびきが馬鹿デカイ。これには、周りの人たちがみんないやそうでした。あと、明るいのに、ほとんどシェードを降ろさない。ということで、寝ることもなくパリに到着。時計は9時20分くらいで、時差(1時間)を考えると4時間で到着です。天気も悪いと思っていたのですが、予想外の晴れです。北駅の出たところでSさんが待っていてくれると言うことでしたので、周りを見ているといました。“お前、写真なんかとらないでいいから、いくぞ〜”という感じです。ほぼ半年振りのパリです。年末はず〜っとしけた天気でしたから。駅前からロンドンとは違いますね。マクドナルドの前に止めてあった車には綺麗なの奥様が待機していただいておりました。恐縮です。で、まずは朝市に行くということでしたので、喜んで連れて行っていただきました。ナポレオンの墓であるアンヴァリッドから出ているAv. de Breteuilと思われる通りにある朝市でした。魚屋(牡蠣とかも売っていました)もあれば、鳥を売っている鳥屋(肉屋?店のおばさんの前に肝臓みたいなのが見えるのがありますが、あれはうさぎちゃんです。耳はありませんでしたが)もありました。奥のほうにあった魚屋のカレイ?は非常に出かかった。ロブスター?もでかかったけど。オリーブもいろいろ売っている店がありました。なんでもギリシャ料理?みたいですが、よくわからんです。また、肉屋で今度のところはうさちゃんを逆さ釣りにしています。ななか犬みたいにでかいですね。Sさんご夫婦はお野菜などを購入されていました。それからSさん宅に到着です。雲はあるものの、天気はまあまあですね。デファンスもよくみえます(手前の川はセーヌ川です)。お子様お二人(Aちゃん、Aくん)はちゃんと距離を置いてビデオを見ていました。昼食は、パンやさっき買ったばかりの新鮮なサラダなどをご馳走になりました。それから、UNOをAちゃん、Aくん、私でやって、Aくんが勝つという最高のパターンで1回目は終了しました。SさんとAくん、私の3人で出かけました。奥様は美術を鑑賞する会にお出かけになりました(なんでもこの会には、雨宮という元TBSのアナも来ているそうです)。Aちゃんは一人でお買い物ということでした。まずは、本屋によってAくんの目的の本を探したのですが、ありませんでした。ついで、私が両替しました。£50だけ分とりあえずしました。手数料とか入れて、FF416.55になりました。オペラ座の隣を抜けて車はモンマルトルの丘に向かいます。オペラ座も前は工事中で何もみえなかったけど、上のほうは結構テカテカにされてきていますね。あと下のほうがまだ残っているみたいだけど。サクレ・クール聖堂は白くて綺麗でした。中は撮影禁止でした。外に出ると、天気が良いので視界がパッーと広がります。沢山の絵描き?が似顔絵などを書いていたりしてました。絵描きがたくさんいるところから行った通りも人がたくさんいました。だいたい見て車にもどりました。話はそれますが、パリも路上駐車はひどいというか、1車線分くらいはそのためのスペースになっているようですが、駐車禁止のところなどではちゃんと駐車禁止をとるらしい。あと、本当に人の車にぶつけてスペースを空けたりすることがあるのも目撃してちょっとビックリ&感動?しました。
さて、再び車に乗って行きます。凱旋門も横から見るとちょっと間抜けな感じがします。今度はクレープ屋に向かいました。Sさんご推薦のお店ということです。メニューはたくさんあって、食事にもなるんですね。知らんかった。Aくん曰く、親父は粉をペンキ屋のようにさっさと円くつくっていきます。これが、注文したプレーンのもので1つFF15くらいでした。そこから、歩いてエッフェル塔へ行きました。公園には飛行機関係の展示をなぜかやっていました。その後、家に帰って食事をしました。外は雨が降ったりしていました。8時半前にSさんの友人のお子さんが出演されるという演奏会の開かれるユネスコに向かいました。ちなみに、その日は、たまたま日仏文化センターで山下洋輔のコンサート(FF80と安かった)もあったのですが、さすがにそちらは売り切れでした。演奏会のほうは、無料だったのですが、それがプロなのかナンなのかよくわからなかったですが、初めてハープの生演奏を聞きました。でも、音が小さいもんなのでしょうか?ハープにはペダルが7つあるというのも初めて知りました(弦には色がついていたのはみんなそうなのでしょうか)。途中でトイレにいったのですが、手洗いの蛇口が普通は水と湯とかになっているけど、ここでは水(向かって左)と石鹸でした。わかりにくい。クラシックが多く、ジャズの演奏は3曲だけでした。まあ良かったです。さすがに、子供もいるんで12時を過ぎたころに帰ることにしました。外はすっかり雨でした。帰ってからお風呂にはいらせていただき、1時すぎでしょうか、寝ました。

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Last updated Jan. 13, 2001
Eiji Nakaoka 1996.-01

 

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