5月28日(月曜日)

  朝は適当に7時半ごろに目が覚めた。外を見ると、ツバメが飛んでいた(日の丸のポールの先あたり、建物の境に黒く見えるのがそれです)。ホテルの軒下にはスズメが巣を作っているようだ。よくわからないが、そういう季節なんだろうか?天気は相変わらずさえない。7時45分ごろに朝食へ向かう。朝食は、メインダイニングだ。行ってみるとまだそれほど人がいない。席に案内され、紅茶をお願いする。ここからは外の湖が見える。ここは暖かいものは、カバー?がされていた。ちなみに、前出の写真に写っている日本人は実はストーン・サークルで写真を撮っていた人たちだった。だいたい日本人のパターンは決まっているということか?フルーツサラダなどの果物類のほか、ハムやパン、ヨーグルトなども種類が豊富だ。で、私が取ってくるとやはり、ほぼ全種類といった感じで、イギリスの朝食なんてどこもそうなのかもしれないが、昨日の朝食と非常に似ている。ただ、ジャムについては昨日のホテルのほうが種類が豊富だった。食事をしてから部屋に戻りしばらく休んでから、荷物をまとめてチェックアウトへ向かった。すべてキャッシュで支払おうと思ったが、見てみると足りないので、今日のツアー代だけをカードで支払った。ちなみに、部屋代はB&Bで一泊£68だったが、それに環境保護寄付とでもいうのか?Conservation Donationが£1となっていた。この地区のホテルはみんなそうなのだろうか?支払ってから、ロビーで運転手が迎えに来るのを待っていた。
 バスツアーのほうはウィンダミアの駅前では確か9時からスタートだったのだが、このホテルは途中でピックアップしていくのか?9時半ということになっていた。9時半すぎになって、外にツアー会社である「Lakes Supertours」のミニバスが来たのが見えた。運転手がツアー参加者の名簿?らしきものを持ってきた。近づいていくと、名前を聞かれたので、そうだと答えた。見てみると確かに私の名前があった。参加したツアーは半日コースのものでConiston Waterでのボート?などを含んだもので、£16.5だ。バスに乗ってみると、参加者は私のほかにはイギリス人の男とその彼女のスウェーデン人の二人だけだった。運転手の親父は私が英語がわかるか?と聞くので、あまり得意でないということをいうと、彼女(スウェーデン人)もそうだから、わかりやすく話すということを言ってくれた。バスはまずアンブルサイドのほうへ向かい、そこからウィンダミア湖の西側のほうへ進んでいった。しばらくして、石の加工工場で車をとめ、昔はこういう石を取って加工していたようなことを言っていた(多分)。今では多くの原石はブラジルから輸入しているらしい。それから車は親父が生まれ育ったという集落のほうへ。なんでも、親父は昔は消防士をやっていたのだが、背中を悪くしてこの運転手兼ガイドをやっているとのこと。しかし、田舎は本当に平和な感じでよい。昔の有名な画家?か何かが書いたらしいところで、ここの眺めが良いということで写真を撮らせてくれた(そんなに良いとも思わなかったが)。途中、運転手の生まれた集落で、一軒しかないお店を通り過ぎていった。確かに、車がないときは本当に買い物とかも大変だったと想像できる。車はConistonのほうへ向かっていく。牧場がいろいろと見えるところで、運転手が羊の種類の話(全くわからず)や、いろいろと色がつけてあるのは、持ち主が自分の羊を判別するためで(これは誰でも想像するところだろう)、毛を刈るときには共同してやるために、こういうことになったような話をしていた。また、メスの羊は妊娠するとそれとわかる印をつけ、生まれたときに誰の羊か判断できるようにするとか。途中に険しい山が見えたところで、スウェーデン人の彼女が「自分がいったマレーシアのジャングルのようだ」と言っていた。コニストンの村はそれなりに観光客もいたようだ。しばらく進んでいくとコニストン湖が見えてくる。10時10分ごろに湖についた。車を駐車場にとめて、波止場のほうへ向かう。コニストン・ボート・センターというのがあったが、なんとも小さい建物である。10時半からボートに乗るということなので、しばらく写真を撮ったりした。また、ここには一応レストラン?みたいなところもあった。湖の向かい(写真では見えていないが)には大きい建物が見える。同じ湖畔の南側にはヨットがとめてあるのがみえる。ボートでは前のほうに陣取った。我々の乗った船以外にも数船あるようだ。まずは北側のほうに向かっていく。こっちが湖の北側だ。それから方向を南に変えて進む。岸の近くに蒸気を上げた観光船が見えたが、これは我々のボートよりも大きそうだ。向かい側に見えた大きな家?の波止場でボートは止まり、そこで人が乗ってきた。降りる人はいなかったのだが、そこの住人なんだろうか?それから湖を一周するのかと思ったら、半分から向こう(北側)はいけないそうだ(理由わからず)。この建物も説明していたが、よくわからなかった。で、波止場に戻ってくるとさっきみた蒸気ボート?が泊まっていた。陸に上がるとなぜかテレビカメラがいた。バスに戻り、再び走り始める。細い小道みたいなところをズンズン進んでいく。着いたところはTarn Howsと呼ばれる景勝地?らしきところだ。ここから下に下りていくと、それなりに、車も人もいる。バスを降りてそこへ入ろうとすると、なにやらバケツみたいなのがある。見てみると口蹄疫を防止するために、入るとき、出るときにこれで靴を洗うようにということだった。有名らしくそれなりに人もいた。確かに歩いていくと、羊の糞らしきものがそこかしこに落ちていた。こういうところからも、伝染するのかもしれない。見たところ特になにが凄いといことでもなく散策に適しているということか?しばらくの散策(といっても、湖を眺めただけだが)してから、再びミニバスに戻り、今度はホークステッド(Hawkstead)へ向かった。ときすでに11時40分ごろだった。なんでもここはベアトリックス・ポターの博物館?があるらしい。そのほかにも、誰か?が通ったというグラマースクール?もあるのだ。そこを上がっていくと教会があった。そこから今度は集落?のほうへ行く。村はこじんまりとしている。建物にも石をつかったような外壁をつかったものがあり、雰囲気がでている。ちょっと歩いたところの路地裏みたいなところも、いい感じだ。教会が高台にあるので、その坂道を利用してキックボードで遊んでいた。ベアトリックス・ポター・ギャラリーの入り口は非常に地味でどこにあるのかなかなか気づかなかった。そのあたりをぷらぷらしていると、「願いの井戸?(The Wissing Well)」というのがあったが、ナンだったのだろう?お店にはベアトリックス・ポターのピーター・ラビット関連のものを売っている。店の外の看板には英語とともに日本語で「ピーターラビット認定店」とも書いてあるが、その認定店の文字がなぜとても日本人が書いたと思えないものだった。12時10分にバスに集合ということだったので戻る。バスをよく見てみると「地球の歩き方」に紹介などと書いてあり、やはり、この地域の日本人の多さがわかる。そういえば、このミニバスに乗ったときに、運転手の親父がこの地域の観光客の7割は日本人だといっていたが、本当かどうかはともかく多いことは確かなようだ。また、日本人はベアトリックス・ポターを、米国人はワーズワースを訪ねてくるとも言っていた。ちなみに、このときはまだベアトリックス・ポターの住んでいたヒル・トップは口蹄疫で閉鎖されているということだった。バスは狭い道を進むのだが、はじめてくる人間にはどっちの方向へ向かうかわからないような道だが運転手はどんどん進んでいく。運転しながらも、途絶えることなくいろいろな話がでてくる。たとえば、牧場の敷地を分けるための、石の壁は確か100年も立っていないようなもので、昔は人件費も安かったのだが、今では金がかかるので木と鉄条網で作っているとか、この辺りに新築する場合には、石の外壁を使わないと許可が下りないといような話まで話題は豊富だった。本当に細い道でしかも、急勾配で冬には当然閉鎖されるようなところも平気で進んでいく。途中に対向車とすれ違ったが、坂道でところどころ設けてあるスペースでも厳しい感じで乗っているほうも心配なところもあった。が、こういうところに限って、風景も結構良かったり(写真は今一だが石垣が無ければもうちょっと良かったんだが)と、実際に歩いている人もいた。ガイドの親父曰く、旅行会社毎にウォーキングをする場所も違うと話していた。その後、グラスミアへ行って集落を通り過ぎ、ドーブ・コテージへ。昨日、来たんだけど、という感じだったが、ほかの二人は喜んでいて、後で集落のほうへ行きたいような話をしていた(彼らも今日のうちにロンドンへ帰るということだった)。それから、昨日歩いた道を通り、アンブルサイドへ。河の家などを通ったときには時計はすでに1時5分前くらいだった。歩いていると随分と遠い気がしたものだが、車は速い。彼らはウィンダミアの「ピーター・ラビットの世界」でおろしてもらい、私はそのままウィンダミアの駅まで送ってもらった。どうでもよいのだが、昨日タクシーに乗った現場はここだった。予定していた電車に乗る前に、腹ごしらえのために駅の隣りにあるスーパーに入った。そこで、偶然にもこれまた行きの電車でみた日本人女性の4人組のうちの3人を見た。とりあえず、そこで水とスナックをゲット。それから駅の待合所に行ったり、観光案内所に行ったりして時間を過ごした。待合所で前にあった3人組がいたので、話をしてみた。英語学校で学んでいるということで、その休みを利用しての旅行らしい。この二日間はなんでも、ユースホステルで泊まっていたとか。食事も自分たちで作っていたという。もう一人の彼女は街でみやげ物を買っていて、もう少しで合流らしい。まあ、帰りの電車も一人でいても暇なので、電車がくるまで彼女たちとずうずうしく話をさせてもらった。オックスフォードシャーまでの電車でも隣りに座りいろいろと話をしていた。今度は、オックスフォードシャーからロンドンへ向かう電車に乗り換えるのだが、これがやはり、リザーブと書かれた紙がほとんどであいかわらず自由席が少ない。電車には2人ずつに分かれて彼女たちは席取りに望んだものの、とりえあずは座れなかった。結構電車は混んでいた。が、連係プレーでなんとか私も入れて全員座れて感謝。最後には、Aさんという女性の隣りで座りながら話をしていたら、結構時間が過ぎるのが早かった。彼女は養護関係の仕事をしていたとかで、ケア・マネージャの資格を取れたので、1年は英語などを学びつつ旅行などをしたいということだった。彼女もいろいろと旅行しているそうで、マイアミのキーウェスト?の道路がよかったということや、インドに行ってみたが、体調を崩しタージマハールを見られなかったとかいうことを聞いた。電車はロンドンに予定より遅れて7時ごろに到着。それから、彼女たちは再び電車に乗って少し戻るとか言っていた。オリエンタル・シティーの近くと話していた。そこで分かれて私はタクシーで宿に向かった。タクシーも混んでいて行列だった。乗るときに、住所というか交差点を言ったのだが、わからないといわれたので、仕方なくメリルボーン駅の”近く”と言った。で、駅の手前で曲がろうとしたので、まっすぐに行ってくれるよう言ったのだが、もう遅いといことで、結局駅の前あたりで面倒なので降りた。時間がかかって、しかもバンク・ホリデーということで割増料金だった。一度、宿に戻ってから会社に行って見ると、決算関連のためか、3階のSさんやKさんらがきていたようだ。机で整理をしていると、Aさんが降りてきた。トイレに行ってフト気づいたのだが、ハンド・ドライヤーは「Wandsworth Bunnie Automatic Hand Dryer」と書いてあったが、ワーズワース(Wordsworth)とピーター・ラビットをあわせてちょっと変えたもののような気がするが、考えすぎか?その後、そういえば、前に会社をやめたIさんが新婚旅行とやらで、隣りのランドマークに泊まっているということらしいので、訪ねてみようかと思ったが、結婚してなんという苗字に変わったかわからないし、今日ロンドンにいるのかもわからないので止めた(後で聞いたらやはり、その日はロンドンにいなかったらしい)。で、部屋に戻り、適当に例の食事を買いに行き、部屋で簡単に済ませた。テレビを見ていると、BBCでなにやら見たような湖が出てきた。聞いていると、60年代にコニストン湖で水上最高速の記録を目指して、失敗した人の死体が見つかったということらしい。少し前には、その失敗して大破したジェットエンジンのボート?が発見されていたのだが、やっとその遺体が発見されたらしい。ということで、カメラが湖のところのいたんだと納得。それからしばらくして寝た。

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, 2001
Eiji Nakaoka 1996.-01

 

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