5月26日(土曜日)

  朝普通に目覚めるかと思ったが、素直に起きた。この休みが終るとすぐに帰国という感じだ。帰国がせまっていることもあり、冷蔵庫にあった適当にヨーグルトなどを消化。買ったものの食べていなかったお菓子も一つ電車で食べようと持っていくことにした。昨日で丁度トラベルカードが終っている。はじめはバスで行くつもりだったが、ついついゆっくりしてしまった。乗るつもりだった電車が9時10分ごろだったので、切符売リ場が混雑していると思っていた電車に乗れなくなる可能性がある。バスに乗ってのんびりというつもりだったのだが、仕方なくキャブを拾うことにした。すぐに拾えた。メリルボーン駅近くからユーストン駅まで£4だった。もちろん、チップなどはない?。タクシーは駅の地階に着くのでグランドフロアへエレベータで上がる。当日券売り場は予想通りというか結構並んでいた。ちなみに、駅ではJCBカードは扱っていないようだった。やっと順番が回ってきたので指定された窓口へ。簡単に「ウィンダミア、リターン」で通じる。スタンダード・セイバー・リターンで£63.1だ。やはり、前にも書いたように早割り?みたいなのだとこの半額程度でファーストクラスだから非常にお得だと思う。ネットなら郵送してくれるので、買うにも並ばなくてすむのも良い。で、列車案内?を見てみると、まだ、私の乗る電車が来ていない。来ていないだけでなく、どのホームかもかかれていないので、動きようが無い。が、大事なことを思い出した。腕時計を忘れたのである。出発まであと30分もない。タクシーで往復£8を出して行っても間に合わなかったらあほらしい。バスだともっと危ないだろう。で、どこかに時計を売っているところはないかと思ったが、あいにく時計があった店はまだ営業していない。で、どうしようかと悩んでいると、デジカメがあることを思い出した。散々悩んだ挙句素直に腕時計をあきらめ、デジカメを時計代わりに利用することとした。9時5分ごろになってようやく乗る予定の電車のホームが表示された。それが出ると同時に、多くの人が走り始めた。それを見て私も急いで走る。理由は想像できる。なぜかこの国の電車は非常に自由席が少ないのである。あの座席に「Reserved」という紙をつけた椅子が多いのだ。走っていったお陰でなんとか席を確保できた。隣りには残念ながら?おばあさんという感じの人が座ってきた。前にはインド人の大家族が陣取っていた。電車は9時15分ごろに出発した。自由席が少ないためにすでに立っている人がいる。列車はロンドン近郊ではそれなりに停車しながら進んでいく。途中に、Japan2001の一環と思われるキューガーデンの日本庭園?みたいな看板があった。1時間ほどのところでは菜の花畑などが見えたり。北に進んでいくほど天候が怪しくなってきた。簡単にヨーグルトなどを食べて朝食代わりにしたが、多少腹が減ったのでスナック菓子を昼食代わりに食べた。予定よりも遅れて1時半前にOxenholmeに到着。いきなりの日本語の表示に驚く。これが英国の田舎かと思うようなポップ体のフォントなど使っている。こういうのを見ると日本人が多いという話も理解できる。で、ここでウィンダミアへ乗り換えとなる。もともとの時刻表では遅れていたこともあり、すぐに乗り換えられるはずだったのだが、なぜか予定に合った電車がなく、1時間近く待たされることとなった。発車案内を見ると14時33分に3番ホームから出発となっている。日本人に人気のスポットと聞いていたが、思ったよりも少ないという印象。私の近くには、日本人の若い女性が6人ほどいたが、英国人?がはるかに多かった。途中、先ほどの案内でマンチェスター空港行きの電車が同じ3番に入ったのだが、「Not Windermere」と強調していたのに、日本人2人組みが間違えて乗っていってしまった(と、日本人女性4人組の人たちが言っていた)。列車は遅れて40分過ぎに入ってきた。乗ったときは満席だったので、出入り口のところで初めは立っていたが、途中から座れた。結局ウィンダミアには3時5分ごろに到着した。ここで、失敗。まずは、観光案内所へと思って、さっさと行ったのは良かったのだが、肝心のバスの時間を見ることをしなかったのだ。案内所でフィルムを購入したり、バスのことを聞いたりした。それから外に出ると、いきなりケズィック(Kesiwk)のほうへ行く555番のバスが前を通り過ぎていく。これは、ランズ・エンドと同じパターンだった。結局バスは1時間に一本ほどしかない(月〜土でこの程度で日祝はもっと少ない)ので、待つことになった。仕方なく再び観光案内所などへ行ったりして無駄に時間を過ごす。4時過ぎにやっときたバスにのる。ダブル・デッカーだったので見晴らしの良い2階に乗る。料金は先払い(つまり、降りるときに確認しない)で、ケズィックのバスステーションまで£4.8だった。これが観光案内所(湖水地方のガイドブックなどもそれなりにあった)。このバスはケズィックのほうへ向かう(ボウネス・オン・ウィンダミアBowness-on-Windermereには行かない)のだが、なんでもないようなところでもバス停で止まったりする。バスの中はこんな感じで空いていた。しばらく走るとウィンダミア湖が見えるようになってきた。よく見るとここは翌日泊まる予定のロウ・ウッド・ホテル(Low Wood Hotel)の前庭?だった。ホテルを過ぎてしばらくするとアンブルサイド(Ambleside)の前あたりでちょっと渋滞した。アンブルサイドの入り口?辺りにハーバー?みたいなものがあった。多分、この辺りからボウネス・オン・ウィンダミアとかと船で結ばれているのだろう。アンブルサイドの街からしばらく走ると、グラスミア湖?が見えてくる。グラスミア(Grasmere)はワーズワース(Wordsworth)で有名な街だ。このレッド・ライオンホテル(ここもベスト・ウェスタンのチェーンで、この辺りにはなぜか比較的規模が大きいホテルところはベスト・ウェスタンである場合が多いようだ)の前にもバス停がある。ここまで40分ほどかかった。時刻表よりも時間はかかっているようだった。グラスミアからケズィックまではしばらく街がない。田舎の道をひたすら走る。だんだんと家がなくなってくる。本当に何も無く自然というか平和という感じのところだ。途中、それなりに家が建っていたが、こういうところでの生活というのはどうなんだろうか。ちなみに、山に見える線ようなものは、羊のための塀だ。Thirlmere湖の横を通っていく。なぜか回りに家もないようなところにもバス停があったりして不思議だ。5時前になってようやくケズィックの街が見えてきた。窓からはDerwent Waterが見える。5時15分ごろに到着。そこはショッピングセンターみたいなところだった。ケズィックは周りを山や美しい湖に囲まれており夏には登山というかハイキングに都合の良い場所であることから、登山用品などの店が多い。中心街はこんな感じで、真ん中に見える教会みたいなのが観光案内所となっている。街の地図はこんな感じで歩いて十分回れるほど小さい。特にすることも無いので、まずはホテルへ向かった。ホテルはB&Bが道なりに建っているのステーション・ロード(なぜ駅もないのにステーションかと思ったら昔この先に駅があったようだ)の先にある。滞在先であるケズィック・カントリー・コート・ホテル(Keswick Country Court Hotel)はこんな感じでそれなりに歴史があるようだ。チェックインするといきなり名前がないようだった。あれ、ネットで申し込んだんだが、といい申し込んだときのコンファメーション・レター(メールをプリントしたもの)を見せると「スーパーブレイクね、問題ないわ」とレセプションのお姉さん。2階の部屋となった。ついでに、夕食をホテルでとることにして、8時15分に予約もした。部屋に入ってみると、結構狭い。なんといっても、ベッドが本当にシングルだ。バスルームはちゃんとタブがあり、思ったよりもこぎれいだった。ホテルにず〜っといても仕方が無いので、まずは、ケズィックのはずれにあるらしいストーン・ヘンジの親戚?であるCastlerigg Stone Circleを見に行こうと思った。そこはAさんが良かったという話をしていたところだ。早速、夕食前にいってしまおうと思い、レセプションのお姉さんに「ストーン・ヘンジの一種(Sort of Stonehenge)に行くのにどれくらいかかる?」と聞くと(ちゃんと通じたようで)歩いて30分という答え。が、ちょっと待ってといって中に入って誰かに聞いてくると「口蹄疫で中に入れないので、行かないほうが良い」といわれてしまった。仕方なく素直に行くのをあきらめ、湖のほうへ行くことにした。このホテルには庭園があり、それなりに整備されていて綺麗だ。ステーション・ロードの入り口には河が流れている。途中にあったKeswick Lodgeと書いてあったところは、花などが飾られて綺麗にされていた。湖のほうへ行く道は湖に向かって降りていく感じだ。道路の下をくぐると、公園(Hope Park)が見えてくる。ミニチュア・ゴルフとかいうのをやっていた。一人£2.4とあった。6時半だったが、まだ明るいのでやる人もいるようだ。湖に近づいていくと、羊のいる風景が見えてきた。平和な感じがするその風景だが、中へ入るところには日本語であえて書けば「警告!口蹄疫 入るな」と書いてあり(この道には入れないのだが、入れたら気分よさそうだ)ロンドンでは意識することの無かった口蹄疫が田舎では結構深刻なんだという印象を受けた。フェリーのタイムテーブル(といっても、日本語から想像するものほど大きいものではない)があったが、朝の10時から夜8時まで1時間おきくらいに運航しているようだ。湖(ダーウェント・ウォーター)は静かだ。天気もなんとか晴れそうな雰囲気が少しだけある。木製の貸しボート?がなんとも味があってよい。しばらく、湖をぼけ〜っと見ながら過ごした。遠くの山がでこぼこしておもしろい。7時前になってホテルへ戻ることにした。しかし、この中の羊のどれだけが口蹄疫なんだろうか?帰りは公園の中を通って帰ることにした。花が咲いていたりして綺麗だ。山のほうの天気がなんだか怪しい(この公園の見えるホテル?とかもなんか気分よさそうだ)。ホテルに7時半前に戻ってしまったので、食事の時間を早めてもらい7時45分からにしてもらった。ホテルの中の廊下もそれなりに雰囲気がある。音楽が聞こえると思ったら、メイン・ダイニングの前でピアノを弾いている人がいて贅沢な気がしないでもない。私の部屋からの眺めはこんな感じ。食事にグランドフロアに下りていく。ラウンジ?はこんな感じ。グランドフロアには昔(結構古かったりする)このホテルへ来た有名人?の写真などが飾ってあったりした。この右手がレセプションで、レセプションも向かいがメインエントランスになっている。メイン・ダイニングの前ではピアノを弾いている人がいるが格好はラフな感じだ。レストランの中はこんな感じ。見たところ一人でいるのは、私だけのようだ。で、メニューを見て困った。やはり、単語がよくわからない。まずは、ワインがいるかと言われたので、いらないと断った。また、水もボトルではなく、テーブルにあるもので良いということにした。で、スターターはシェフオススメと書いてあったものに、メインは魚(この辺りは虹鱒が有名なのだが、名詞がよくわからず注文したらそれだった)と思われるものとした。ウェイトレスのお姉さんにそう注文すると一言「Excellent!」という。まあ、何を注文してもそういうんだろうが、慣れていないので、恥ずかしい。で、実はスターターはイメージとしては(料理の名前は忘れた)もっと違うものをだったのだが、ムール貝みたいなのが出てきてちょっとビックリ。が、美味かったし、周りを見渡すとインド人みたいなおじさんも食べていたので、そんなに変なものでもないのだろう(まあ、シェフのオススメだしね)。外を見ると、段々になった雲があった。で、メインは虹鱒で、それには蒸した?野菜がたくさんついてくる。やはり、虹鱒だけあって切るとちゃんと赤い。そういえば、昨日の夜はサーモン食べたな、などと思いつついただく。ちょっと味が薄いような気がしないでもなかったが、何のソースなんだろう?メインを食べると今度はデザートだ。さっきはメニューを取るのを忘れたので、デザートのメニューは撮ってみた。注文したのは「フレッシュ・フルーツ・サラダwith アイスクリーム」だが、また、ウェイトレスの人に「エクセレント!」と言われてしまった。それ以外に別の言葉をいうことがあれば聞いてみたい。そのフレッシュ・フルーツ・サラダはこんな感じでうまかった。食事を終えてから、ちょっと外へ出てみた。ホテルエントランスのところにある彫刻は誰なのでしょう?8時過ぎになり、夕日を撮りにまた湖にでも行こうかと思ったが、曇ってきたのであきらめた。テレビなどを見ながら過ごして適当に風呂に入ってから寝た。

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, 2001
Eiji Nakaoka 1996.-01

 

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